デトックス!ひまし油湿布の心地よさ|声のための心とカラダづくり

ひまし油湿布をご存知ですか?ひまし油とは、トウゴマ(唐胡麻)の種子から採れる油のことです。粘度の高い油で、紀元前の頃からデトックスに使われてきました。その効果は「キリストの御手」と呼ばれるほどに。

このひまし油をフランネルに浸して湿布を作り、右の脇腹に当てて、ヒーターで温めるというのがひまし油湿布です。

目次

ひまし油湿布の効能は、エドガー・ケイシー(Edgar Cayce)という人物が診断した病気の原因や治療法が記録された「リーディング(Reading)」にたびたび登場します。

エドガー・ケイシーは、自身が持つサイキック能力―催眠状態に入って肉体を透視する能力―を使って、病気の原因、治療法を言い当てた人物です。このケイシーが催眠状態で診断した情報のことをリーディングと呼びます。出会ったことのない患者の名前と住所までわかったといいます。今で言うところの"ギフト"を持って生まれた方だったのかもしれませんね。

このギフトでもって医療分野において貢献し、今ではケイシーは、からだ・心・精神・魂の調和を本当の健康と定義する「ホリスティック医学の生みの親」と呼ばれています。

ケイシーはリーディングの中で、たびたびひまし油湿布を勧めます。

実は私もひまし油湿布をやっています。湿布後は、排毒が促され、代謝がよくなり、冷え性が改善されます。一番最初に試したときは、お腹やお尻周りがごっそり痩せたので驚きました。これには夫もビックリ。また私は冷え性なのですが、夜、暑くて眠れないほどにからだがポカポカするようになりました。湿布中は本当に心地よくて、特に一番最初に体験した不思議な多幸感は、今でも忘れられません。

さて、そんな大自然の叡智を活用したひまし油湿布には、以下の物が必要となります。

  • ひまし油(1回の使用量は250ml~300ml)
  • フランネル
  • フランネルを覆うカバー
  • 温熱ヒーター
  • ヒーターを巻き付けるバンド等
  • 重曹
  • 油を拭き取るキッチンペーパーや布
  • 食用のオリーブオイル

左から、ヒーターを巻き付けるバンド、フランネルを覆うカバー、温熱ヒーター、その上がひまし油です。カバーやバンドは、ラップで代用する方法もあります。

個々で揃えてもいいのですが、私はテンプルビューティフルさんのひまし油湿布のセットを購入しました。楽天市場に出店しているナチュラルライフ八ヶ岳さんで、同じものを購入できます。もちろんほかのお店でも諸々を購入できますが、いずれもセットで購入した方が楽だと思います。

ひまし油湿布のやり方は以下の通り。

  • ひまし油をフランネルに浸す
  • ①を右の脇腹に巻き、その上にさらにカバーも巻く
  • ②の上から温熱ヒーターを当て、バンド等で固定する
  • その状態で、1時間ほど横になって休む
  • 1時間経ったらすべて取り外し、重曹を溶かしたお湯を使って、キッチンペーパー等でからだに付着したひまし油を拭き取る
  • 以上の①~⑤を連続3日間×3週間行います。最終日の就寝前に、食用のオリーブオイルをスプーン一杯飲みます。

要するにひまし油湿布は、ひまし油を沁み込ませたフランネルを右の脇腹に当てて、そいつを温熱ヒーターで1時間温めるということなんです。それを「3日間×3週間」行って、最終日の寝る前にオリーブオイルをスプーン一杯飲んでね!というわけです。

文字情報だけだと想像しづらいので、やはり最初は、テンプルビューティフルさんのホームページ、DVD、冊子等で予習されてから取り組まれるのをお勧めします。フランネルのサイズも想像しやすいです。

とは言ったものの、あちらさん見てね!と投げては元も子もないので(すみません)このブログでは、実際にやってみた私の経験則から、ポイント&注意点を以下にご紹介させていただきます。ちょっとしたストレスがなくなるだけでも、続けやすくなります。ひまし油湿布の心地よさを快適に体験していただけましたら幸いです。

ポイント① ひまし油をフランネルに浸すときは、2cmくらい縁に余白を残して、中央から静かに染み込ませていく

何てことないポイントかもしれませんが、けっこう大事です。余白を十分にとらないと、湿布中にフランネルの端から油が漏れることがあり、下着やシーツをダメにする可能性があります。

ひまし油は、とても粘度の高い油です。被服に付いた油は洗ってもベタベタが残ってしまいます。私は下着を一枚ダメにしました。

ですから、余白を十分にとって沁み込ませてください。

万一、ひまし油が漏れてしまうのを予防するために、私はバスタオルをシーツの上に敷いて、その上に寝ています。念のため、温熱ヒーターの上にもタオルを巻いてから固定ベルトをしています。そこまですると安心です。

最初、ビニールシートを敷いて寝てみたのですが、ガサガサ音がしてうるさいし、心地よくなかったし、蒸れるのでタオルが一番よかったです。

下着においても、捨てていいものを付けると安心です。100円ショップの下着を使うのもありだと思いました。

ポイント② 部屋、ベッド、温熱ヒーターはよく温めておく

湿布中、私はからだが温まるまでけっこう寒かったです。ひまし油を脇腹に当てるときも、ヒヤッとするんですよね。寒さ対策を十分にしておかないと、途中でトイレに行きたくなり大変でした。

部屋を暖房で温めておくのはもちろん、湯たんぽや電気毛布でベッドも温めるのをお勧めします。温熱ヒーターをからだに巻くときも、予め温めた状態で巻いてください。

ポイント③ お湯&重曹、キッチンペーパー等をセットしてから寝る

湿布後は、からだがベタベタしていますから、すぐに拭き取れるように重曹などをセットしてから寝ると◎です。私はお風呂場にセットして、拭き取ったあとすぐシャワーを浴びれるようにしています。

コップに水を入れておいて、レンチンでお湯を作ってもありです。このときはキッチンで裸で拭き取っていました(笑) ちなみに拭き取りは、キッチンペーパーでなくても、いらない布でも使いやすいです。

ポイント④ ひまし油セットはショッパーにまとめると便利

ひまし油湿布をするためのグッズはたくさんあるので、ショッパーに入れてまとめておくと便利です。サイズがちょうどいいんです。

ちなみに、ひまし油を染み込ませたフランネルは3週間同じものを使うので、私は半分に畳んだ状態でビニール袋に入れて管理しています。

ポイント⑤ ひまし油湿布をする期間は、よく水を飲む

私の場合、排毒が促されると、からだの中で毒を自覚するようになります。例えるなら、カイロプラクティックを受けたあとの好転反応のようになります。鬱っぽくなったり、いつもより疲労を強く感じたりします。

このようなときは、たくさん水を飲むようにしています。ケイシーも言っていますが、からだから毒を排出するのは、皮膚・呼吸・排泄です。尿で疲労物質をどんどん出していくようにしています。

私のように、からだに変化が出てきたときは、ぜひ水をたくさん飲んでみてください。

以上です。

私のボイストレーニング教室には、ご自身の内側と向き合って、自分の解放・開発のためにと、ボイストレーニングをされる方もいらっしゃいます。
魂からの調和したいと励まれるお姿に、私も励まされています。

ですから、私のひまし油湿布体験が、微力ながらみなさまのお役に立てれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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