
安心した居場所で、ゆっくり大きく成長する。
私の教室では、こんな看板を掲げています。
その名も「ようこそ!HSP・繊細さん」HSPさんが安心して利用できる心地よいレッスンをお届けします。
あなたは、HSP(Highly Sensitive Person)という言葉をご存知ですか?
心理学者のエレイン・アーロン博士が提唱した概念で、生まれつき感受性が強く、周囲の刺激に敏感な気質を持つ人たちのことです。
日本語では「非常に敏感な人」と訳されます。
実は私もHSPです😌✨HSPスコアは以下の通り。HSS型HSEかと思われます。人が刺激とストレスになるけれど、結局は人に癒されます。
HSP110 / HSE104 / HSS100
(※数値はHSPアドバイザーのRyotaさんの診断テストによります)
私はHSPのサロンにお世話になっているのですが、同じHSPさんとのコミュニケーションはすごく癒されます。お互いの気質を理解しているので、苦手なことを回避したり、居心地がよかったり、ともに過ごす時間は心地よいです。
HSP同士だと、意思疎通がはかりやすいんですよね。これが大きなメリットではないでしょうか。


ボイストレーニングをはじめとする"レッスン"って、上手くなるためにと少々キツい指導をする面があります。
勉強や上達を目的に来ている場なので、気持ちはわかるのですが、人間の成長ですから焦っても仕方ない面もあります。
私自身も、ストレスからひどい頭痛が続いて、勉強を中断せざるを得なくなったことがあります。
悲しかったし、悔しかったですね。かといって、相手に何かできるわけでもありません。
化学反応が起きてしまったようなものですから、もう対処するしかなく、お互いに残念なんですね。
私は、そういうことがない世界にしたいのです。
HSPさんはもともと真面目。感受性が豊かでエネルギーを精細にキャッチできます。
共感覚に優れていて、相手の気持ちを魔法みたいに読んでしまう人も!(こっちもビックリします笑)
楽器に例えると、クリスタルボウルやスレイベルに似ているなと思いました。「共鳴」「残響」が個性の楽器です。
ちょっと叩くだけでも豊かに響き渡り、そしていつまでも余韻が残ります。
それを繊細過ぎだとマイナスに捉えるか?心が落ち着いていく癒しの楽器と捉えるか?で、HSPさんへの見方はだいぶ変わります。
私が教えているのは、ゆっくりはじめて大きく成長するボイストレーニングです。
その人が本来持っている「よい」声を引き出すことで、最終的には理想の声を自分で表現できるようになることが目標です。
そのためにボイストレーニングで喉のなかの使い方を覚えていきます。
人間のからだのことですから、焦らず、興味深く、コツコツ続けられる人に向いています。
外から無理な力を加えて、どうにかしてやっつけようというものではありません。
自然法則を理解して、喉のなかの筋肉を動かし、そこに神経を通わせて、喉(発声器官)を内側から解放していきます。
普段から自己を見つめたり、内側の自分の力を信じようと努力したり、不器用ながらも真面目にコツコツ取り組んだりしているHSPさんと、このボイストレーニングは相性がよいと私は感じております✨
「安心した居場所の確保」こそ、お勉強を続けていくコツです!💡
私からも、緊張や心配と向き合いながら、キツい言葉に気をつけて、心地よいレッスンをお届けいたします。
安心してご利用ください。